
こんな悩みを解決します。
記事の内容
- 1passwordの概要
- 1passwordのメリット・デメリット
- 1passwordの使い方
プロフィール
よっしー(@yosshiblog)
「これからブログを始めるけど、1passwordって必要?」
結論、ブログを始めるのなら1passwordは必要になります。
というのも、ブログを運営していく中でパスワードが増えていくので、自分で管理するのが大変になるからです。
先に言っておきますが、有料のツールです。
1passwordで出来ることは、以下の通り。
- ID、パスワードの管理
- パスワードの自動生成
- パスワード自動入力
- 脆弱性、侵害のチェック
- 自動バックアップ(サブスク型)
私は、約30個のパスワードを1passwordを使って管理しています。
ブログを始めると10個や20個のパスワードを管理しないといけません。
パスワードがたくさんあると、同じような文字列になり安全性が疎かになってしまいます。
そこで役に立つのが1passwordです。
マスターパスワード1つ覚えておくだけで、たくさんのパスワードを管理することが出来るのでとてもお勧めです。

WordPressのログイン画面

1クリックで自動挿入してくれる
今回は、1passwordについて少し紹介をして、使い方を詳しく解説します。
まだブログを開設していない方は、5ステップで出来る【10分で開設】誰でもできるブログの始め方完全ガイドで解説をしているので、ぜひ参考にしてください。

1passwordについて:ブログを始めるなら使うべし
1passwordは世界で1500万人以上が使用しており、マスターキーを一つ覚えておくだけでいろいろなパスワードを管理できる非常に便利なツールです。
こんな経験はありませんか?
- パスワードの入力が面倒くさい
- パスワードを覚えられない
- 同じようなパスワードを使いまわしてしまう
これらのすべてを解決できるのが1passwordです。
1passwordは有料のツールですが、便利すぎてすごく楽です。

1passwordのメリット・デメリット
1passwordのメリットは、以下の通り。
- パスワード入力がすごく楽になる
- 自動でパスワードを作ってくれる
- 安全性がすごく高い
- 侵害をチェックしてくれる
1passwordはただのパスワード管理ツールではなく、使いやすさや安全性に優れているツールです。
1passwordのデメリットは、以下の通り。
- 料金がかかる
- 慣れるまで少し難しい
1passwordはとても優秀なツールですが、料金がかかるので導入するか迷うかもしれません。
また、最初のうちは使い方に苦戦すると思いますが、慣れればとても便利なツールです。
1passwordの料金
1passwordは買い切り型とサブスク型があります。
買い切り型は、サブスク型より安く使用することが出来るが、バックアップできなかったり出来ることが少なくなるので、サブスク型をお勧めします。
1passwordは以下の中から購入できます。
- 公式サイト
- apple store
- Google play
- ソースネクスト
プランは、「個人」と「ファミリー」の2つのプランがあります。
ソースネクストで購入すると最安値ですが、サブスク型が販売していない時があるので今回は公式サイトからの購入で解説していきます。
月額 | 個人 | ファミリー |
公式サイト | $2.99(358円) | $4.99(598円) |
公式サイトではドルで案内しているので、例として1ドル=120円で計算をします。
プランは以下の通り。
個人
- Mac、iOS、Windows、Android、Linux、Chrome OSに対応
- 1 GB のデータストレージに、無制限のパスワードとアイテムを保管可能
- 年中無休 24 時間サポート
- 削除されたパスワードも 365 日間までさかのぼって復元可能
- トラベルモードで旅行・移動中も安心
- さらにセキュリティを高める二段階認証
ファミリー
- 家族 5 人と共有可能
- 最大 5 人まで招待して、無制限の共有が可能
- パスワード、クレジットカード、秘密メモなどを共有
- 家族のメンバーによるデータの表示・編集権限を管理
- ロックアウトされた家族のメンバーのアカウントを復元
ブログを始める方は、個人のプランを選びましょう。
1passwordは月に358円なので、一年間利用したとしても4296円になります。
私個人の意見ですが、4000円でパスワードを安全かつ便利に入力できるのでコスパはとても良く感じるでしょう。

1password導入3ステップ
1passwordの導入は、以下の通り。
- 1password登録
- 1passwordダウンロード
- 1password起動
順に解説をします。
ステップ①:1password登録
まずは1password公式サイトへアクセスをしましょう。
公式サイトにアクセスをしたら「今すぐ使う」をクリックしましょう。
「個人&家族」を選び、「$2.99」を選びましょう。
「氏名」と「メールアドレス」を入力して、アカウントを作成してください。
1passwordは14日間の無料お試し期間があるので、お試し期間中に必要ないなと感じたらすぐに退会することも可能です。
14日を過ぎたら月額費用が掛かってしまうので、注意が必要です。
アカウントを作成したら、認証コードが送られてくるのでそのコードを入力してください。
もし、認証コードが送られない場合は下にある「再送信」をクリックするか、もう一度メールアドレスを入力し直してください。

メールで送られてきた認証コード
※認証コードの有効期限は24時間ですので、早めの認証をしてください。
認証が完了したら、パスワードを設定します。
このパスワードは、1passwordを使うための「マスターパスワード」になるので、自分で覚えられるものを設定しましょう。
注意点として、このパスワードは忘れてしまったら変更が出来ないので必ず覚えておくようにしましょう。
パスワードを設定したら、次に支払方法を設定します。
公式サイトからサブスクを契約する場合、一年分の料金を支払うのでクレジットカードを登録しておいた方が楽です。
ギフトカードでも問題ありませんが、一年更新の時の払い忘れを防ぐためにもクレジットカードを登録しておきましょう。
クレジット情報を入力したら、以下のような画面が出ます。
「Emergency Kit」とは、もしマスターパスワードを忘れてしまった場合や、新規端末でログインする時に必要な「シークレットキー」が入っているkitのこと。
「Emergency Kit」は再発行できないので無くさないよう厳重に保管してください。
ステップ②:1passwordダウンロード
PDFをダウンロードしたら、以下のような画面に飛びます。
「アプリを入手」をクリックして下さい。
クリックをしたら、1passwordの導入ステップが表示されます。
表示されているリンクの中から、「Google chrome」を選択してください。
Google chromeを選択すると、ツールバーに追加されるのでそのままサインインを行ってください。
※Google chromeをメインで使っていない方は、まずメイン設定を先に行って下さい。

Google chromeをツールバーに追加
ツールバーに追加されたアイコンをクリックしてください。
ステップ③:1password起動
1passwordへサインインしてみましょう。
サインインする時は、「メールアドレス」、「シークレットキー」、「パスワード」を入力してください。
シークレットキーは、先ほどダウンロードしたPDFファイルにあるのでそちらを確認してください。

PDFファイル
サインインをしたら、以下のような画面が出ます。
ここまでが1passwordの導入編となります。

1passwordの使い方3ステップ
1passwordの使い方は、以下の通り。
- 1passwordを起動して、マスターパスワードを入力
- IDもしくはパスワードを設定
- 指定のURLで1クリック挿入
順に解説をします。
ステップ①:1passwordを起動して、マスターパスワードを入力
1passwordを登録したら、いろいろな場面で使うことが出来ます。
パスワードを登録したいときに、「controlキー」と「shiftキー」と「X」を同時押しして1passwordを起動させましょう。

1passwordを起動
ステップ②:IDもしくはパスワードを設定
1passwordを開いたら、右上にある「Autofill」をクリックしてください。
クリックをすると以下のような画面が出ます。
簡単にIDとパスワードが設定できるので、設定をしていきましょう。(今回はメールアドレスですので、自分のメールアドレスを登録)
※パスワードはそのサイトで決められたルールをしっかり見ておきましょう。
ConoHaのパスワードルールは以下の通り。
読んでみると大体のキーが設定可能ですので、そのままの生成されたパスワードを使用してください。
パスワードの構成を変更したいのなら以下の画面から出来ます。
文字の長さや数字、記号などを設定できるので、その都度のルールに沿って設定してください。
ステップ③:指定のURLで1クリック挿入
設定が完了したら、自動で入力されます。
もし入力されない場合、「メールアドレス」をクリックすると下に先ほど設定したパスワードがあるので、それをクリックすると自動入力されます。
お疲れさまでした。ここまでが1password使い方解説です。
1passwordの良くある間違い
1passwordの良くある間違いは、以下の通り。
- 別のURLで登録している
- 絶対に安全
順に解説をしていきます。
ステップ①:別のURLで登録している
1passwordでパスワードを登録する時に、別のURLで登録してしまうことがあります。
一例として、レンタルサーバー登録時にWordpressのログインIDとパスワードを登録する時があります。
レンタルサーバーを開いた状態で登録をするので、「レンタルサーバーのパスワード」という認識で登録をしてしまいます。

ConoHaで登録するWordpressのパスワード
実際にWordpressログイン時に、自動入力されないので1passwordを起動したらWordPressのパスワードを探さないといけません。
1passwordを起動したら、「すべてのアイテム」から「ログイン」をクリックすると登録したパスワードが出てくるのでそこから入力をしましょう。

パスワードを探す
また、見つけたパスワードのURLをWordPressのURLに変更しておきましょう。
URLを変更したら、保存をクリックして実際に自動でパスワードが入力されるのか確認しておきましょう。
ステップ②:絶対に安全
1passwordが安全面で非常に優れていると解説しましたが、絶対に安全というわけではありません。
情報漏洩の可能性が少なくなるだけで、マスターパスワードさえ分かってしまえば簡単にいろいろなパスワードが分かってしまいます。
安全性が高いマスターパスワードを設定して、他人に漏らさないように注意しましょう。
まとめ:ブログ運営では必要なツール
今回は、「1passwordの導入と使い方」についてまとめてみました。
「パスワード管理のためにお金を払うのはちょっと...」という方も導入してみれば、利便性の高さにハマり使い続けること間違いなしです。
安全かつ利便性に優れたツールですので、ぜひ導入してみてください。