
こんな疑問を解決します。
記事の内容
- プライバシーポリシーについて
- プライバシーポリシーの書き方
- プライバシーポリシーのサンプル公開
- プライバシーポリシーを掲載する手順
プロフィール
よっしー(@yosshiblog)
「プライバシーポリシーってどうやって書いたらいいのか分からないし、自分で書ける気がしない」
プライバシーポリシーは、基本的にコピペで問題ありません。
というのも、プライバシーポリシーを1から書くと時間がかかってしまうので、基本的にコピペを推奨しています。
ただ、プライバシーポリシーとはどういうものなのかブログ運営者として理解しておかないといけません。
プライバシーポリシーを設定しておかないと問題が起きた時に面倒なことになるので、必ず設定しておきましょう。
今回は、プライバシーポリシーについての簡単な説明と、掲載方法を解説します。
「プライバシーポリシーの設置方法が知りたい!」という方は、こちらのプライバシポリシーのサンプルと書き方手順から解説しています。

プライバシーポリシーについて
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱いについて定めたものです。
個人情報保護方針と呼ばれています。
簡単に言うと、「サイト訪問者の情報を取得することがあるけど、悪用しないので安心してください!」ということ。

結論、お問い合わせやアクセス解析をする時にサイト訪問者の情報を取得しています。
なので、「その情報は漏洩とかしないので安心してください」と明記しないといけません。

免責事項と著作権もセットで
プライバシーポリシーと一緒に、免責事項と著作権も記載しなければなりません。
- プライバシーポリシー・・・個人情報保護方針
- 免責事項・・・サイトの責任範囲について
- 著作権・・・サイト内の著作物について
この3つが記載されていればトラブルに巻き込まれることが無いでしょう。

結論、紹介した商品が不良品だったり、商品のせいで怪我をしてしまった場合紹介した人が責任を負ってしまう可能性があります。
例えば、「PCが3日で動かなくなったんだけど!」と言われても困りますよね...
このようなトラブルに巻き込まれないように、しっかりと免責事項を記載しておきましょう。
プライバシーポリシーの書くべき内容
プライバシーポリシーの書くべき内容は、以下の通り。
- 当サイトに掲載されている広告について
- 当サイトが利用しているアクセス解析ツールについて
- 当サイトのコメントについて
- 免責事項に関して
- 著作権に関して
- 当サイトのリンクに関して
順番に解説をします。
グレーのボックス内で要点をまとめているので、読むのが面倒になったら参考にしてください。
内容①:当サイトに掲載されている広告について
こちらは、主にGoogleアドセンスやASP、Amazonアソシエイトの3つに関する内容を記載しております。
GoogleアドセンスとASP
掲載する広告は「Googleアドセンス」と「ASP」の2つがありますが、記載する内容は同じですので今回はGoogleアドセンスで解説をします。
Googleアドセンスでは、以下のように定められています。
- Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
- Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
- ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。
- 第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。
- 対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
- これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。
出典:必須コンテンツ

簡単にまとめると、
- cookieを利用して適切な広告を使いましょう
- パーソナライズ広告を無効に出来るよ!
ということ。
2番のパーソナライズ広告無効とは、第三者による広告掲載を無効にしないとcookieに使用される可能性があるということです。
Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトでは、以下のように定められています。
乙は、本規約、乙によるアソシエイト・プログラム・コンテンツの使用または本プログラムへの乙の参加に関して、いかなるプレスリリースの発行その他の発表または広告もしないものとします。
乙は、本規約により明示的に許可される以外に、甲と乙との関係について不実の表明や誇張(甲が慈善活動やその他の運動を支援、後援、支持または貢献しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは企業との間の関係または提携を表明したり暗示したりしないものとします。
乙は、乙のサイト上または甲がアソシエイト・プログラム・コンテンツの表示を許可した他の場所のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。甲は、この文言を適時変更することがあります。
書くべき内容はしっかりと明記されていて、以下の文書を記載してください。
「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
内容②:当サイトが利用しているアクセス解析ツールについて
Googleアナリティクスは、以下のように定められています。
お客様は、Google が個人情報として使用または認識できる情報を Google に送信したり、第三者によるかかる行為を支援または許可したりしないものとします。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意および遵守し、ユーザーからの情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規制を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、そのプライバシー ポリシーで Cookie の使用、モバイル デバイスの識別情報(Android の広告識別子、iOS の広告識別子など)、またはデータの収集に使われる類似の技術について必ず通知するものとします。また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報を開示するには、「ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用」のページ(www.google.com/intl/ja/policies/privacy/partners/ または Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを⽬立つように表示します。お客様は、本サービスに関連してユーザーのデバイス上で Cookie やその他の情報を保存、アクセスする行為が発生し、かかる行為に関する情報の提供とユーザーからの同意が必要であると法律で定められている場合には、ユーザーに明確かつ包括的な情報を提供し、同意を得るための商業上合理的な努力を払うものとします。
お客様は本サービスに含まれるプライバシー機能(オプトアウトなど)を一切回避してはなりません。お客様は、www.google.com/analytics/policies/(または Google が指定したその他の URL)に掲載される、該当するすべての Google アナリティクス ポリシー(「Google アナリティクス ポリシー」)に従うものとします。このポリシーは随時改訂されることがあります。
お客様は、Google アナリティクスと特定の Google の広告サービスの統合バージョン(「Google アナリティクスの広告向け機能」)を利用でき、その際 Google アナリティクスの広告向け機能に関するポリシー(https://support.google.com/analytics/answer/2700409?hl=ja&topic=2611283)に従うものとします。お客様が Google の広告サービスにアクセスし、これを使用する際は、当該サービスに関してお客様と Google との間に適用される規約に従うこととします。
プラットフォーム ホームを使用する場合は、https://support.google.com/marketingplatform/answer/9047313 または Google が指定したその他の URL)に掲載されるプラットフォーム ホーム追加規約(規約が改名された場合は、改名後の規約)が適用されます。この利用規約(「プラットフォーム ホーム利用規約」)は随時改訂されることがあります。

要点をまとめると、
- Googleアナリティクスを使用していること
- アクセス解析でデータの漏洩には注意してね
- cookieを使用していること
- データ収集する仕組みを分かりやすく解説
ということ。
Googleアナリティクスのサンプルも、記事の後半で公開します。
内容③:当サイトのコメントについて
サイトのコメントに関しては、以下の内容を記載すれば問題ありません。
- スパム・荒らしへの対応のためIPアドレスを記録するよ
- スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用しない
誹謗中傷や公序良俗に反するコメントは削除すること
こちらも記事の後半でサンプルを用意しています。
内容④:免責事項に関して
免責事項とは、サイトの責任範囲のことです。
- 当サイトはアフィリエイトプログラムで商品を紹介している
- 返品・返金は販売元が保障するもの
- 当サイトでのトラブルは責任を負いかねます
ユーザーとトラブルを避けるためにも、しっかりと記載しておきましょう。
内容⑤:著作権に関して
著作権に関しては、無断使用・転載がNGであることを記載します。
著作権の範囲内であれば、引用してもいいよ
引用する際は、引用元を記載すること
二つのことをしっかりと記載しておきましょう。
内容⑥:当サイトのリンクに関して
リンクはよほどの理由がない限り、完全フリーにした方がいいです。
というのも、完全フリーにすることでSEOで有利な被リンクをもらえるかもしれないからですね。
プライバシポリシーのサンプルと書き方手順
当サイトのプライバシーポリシーをコピペして、プライバシポリシーページを作成しましょう。
- 当サイトのプライバシーポリシーをコピー
- 固定ページ作成
- ヘッダーまたはフッターに掲載する
順に解説をします。
手順①:当サイトのプライバシーポリシ公開ーをコピー
プライバシーポリシーについていろいろと解説しましたが、ざっくりと内容を把握するくらいで十分です。
また、公開するサンプルと言っても当サイトのプライバシーポリシーをそのままコピペして使ってください。
当サイトのプライバシーポリシー
当サイトに掲載されている広告に関して(見出し2)
当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス, もしもアフィリエイト, A8.net, afb, バリューコマース, Link-A, felmat, アクセストレード , infotop)を利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。
また、[ yosshi blog ]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
当サイトが利用しているアクセス解析ツールに関して(見出し2)
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
この規約に関して、詳しくはこちら、またはこちらをクリックしてください。
当サイトのコメントに関して(見出し2)
当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。
全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。
加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。
1. 特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
2. 極度にわいせつな内容を含むもの。
3. 禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
4. その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
免責事項に関して(見出し2)
当サイトに掲載されている情報については、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が混入する場合や、情報の最新性が損なわれる場合もございます。また、情報の正確性を鑑みた際に、予告なしでの情報の変更・削除をすることもございますので、ご了承くださいませ。
当サイトは、アフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。アフィリエイトプログラムとは、商品及びサービスの提供元と業務提携を 結び商品やサービスを紹介するインターネット上のシステムです。
従いまして、当サイトの商品は当サイトが販売している訳ではありません。
お客様ご要望の商品、お支払い等はリンク先の販売店と直接のお取引となりますので、特定商取引法に基づく表記につきましてはリンク先をご確認頂きますようお願い致します。
商品の価格 商品の詳細 消費税 送料 在庫数等の詳細は時として変わる場合も御座います。
また、返品・返金保証に関しましてもリンク先の販売元が保証するものです。当サイトだけではなくリンク 先のサイトも良くご確認頂けますようお願い致します。
また、当サイトの掲載情報をご利用頂く場合には、お客様のご判断と責任におきましてご利用頂けますようお願い致します。当サイトを利用した、何らかのトラブルや損害、損失等につきましては、当サイトでは、一切の責任を負いかねます事ご了承願います。
著作権に関して(見出し2)
当サイトに記載されてある文章・画像については、著作権法で定められている引用の範囲を超えて、無断で転用・使用することを禁じます。引用をする際は、「引用元の明示」をお守りください。
当サイトへのリンクに関して(見出し2)
当サイトのリンクは完全フリーです。リンクを掲載する際の許可などは、一切必要ありません。なお、画像への直リンクなどは禁止させていただいております。
初出掲載:××××年×月×日
赤色の×の部分は、コピペして張り付けた後に入力し直してください。
コピーが完了したら、固定ページの作成に入ります。
手順②:固定ページ作成
「固定ページ」から「新規追加」をクリックします。
固定ページを開いたら、タイトルと本文を入力してください。
完了したら記事の公開をしましょう。
※classiceditorプラグインを導入しているため、編集画面がブロックエディターと異なりが手順は一緒です。
手順③:ヘッダーまたはフッターに掲載する
固定ページを公開しただけでは、プライバシーポリシーを見ることが出来ません。
プライバシーポリシーは、ヘッダーかフッターのどちらかに掲載しましょう。
「外観」から「メニュー」をクリック。
メニュー名を入力して、先ほど追加したプライバシーポリシーを追加してください。
メニュー名を入力して、「メニュー作成」をクリック。
今回は、フッターメニューに設定するので「フッターメニュー」と入力。
メニューを作成したら、先ほど作成したプライバシーポリシーページを使いしていきましょう。
メニュー項目の追加から「プライバシーポリシー」にチェックを入れて「メニュー追加」をクリック。
プライバシーポリシーを追加したら、「フッターメニュー」を選択してメニューを保存してください。
保存が完了したら、実際にサイトで追加されているかを確認しておきましょう。
これでプライバシーポリシーの設置が完了です。

まとめ:早めに設置をしよう!
今回は、「プライバシーポリシー」について解説をしました。
ブログ運営を始めたら、プライバシーポリシーの設置は必須ですのですぐに作成をしておきましょう。
最初に設定するべき固定ページは、以下の記事から解説しています。
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WordPressの初期設定と固定ページの書き方【細かく解説】
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ちなみに、Wordpressテーマで悩んでいる方は、最強テーマAFFINGER6のレビュー【一番おすすめの有料テーマ】で解説しているので、ぜひ参考にしてください。