
こんな疑問を解決します。
記事の内容
- BackWPupの導入
- BackWPupの設定
- データの復元方法
プロフィール
よっしー(@yosshiblog)
この記事を書いている僕はブログ歴9ヶ月のブロガーです。1つ目のブログで累計1万PVを達成しています。
今回紹介するBackWPupは、WordPressのデータを定期的にバックアップしてくれるプラグインです。
BackWPupの主な機能は、以下の通り。
- 決められた期間を定期的にバックアップ
- 手動でバックアップ
WordPressは、危険なプラグインを入れたり誤ってコードを弄ってしまったりしたときにデータが消えてしまうことがあります。
そこで役立つのが、BackWPupです。
今回は、BackWPupの導入方法とデータの復元方法を紹介していきます。
本記事は、WordPressで最低限入れておくべきプラグイン5選に関連しています。

BackWPupとは:定期的にデータをバックアップ
BackWPupとは、WordPressのデータを定期的にバックアップしてくれるプラグインです。
スマホで言うとクラウドサービスを使ってバックアップをするように、WordpressではBackWPupを使います。
BackWPupの主な機能は、以下の通り。
- WordPressのデータベースまたは、ファイルのバックアップ
- 外部サービスへの保存機能
- バックアップ時のメール機能
- 手動バックアップとスケジュールバックアップ
当サイトでは、毎週日曜日の午前5時にバックアップをするように設定をしています。
BackWPupのインストール・設定
BackWPupのインストールと設定については、以下の通り。
- BackWPupのインストール・有効化
- BackWPupの設定
- 手動バックアップ
順に解説をします。
手順①:BackWPupのインストール・有効化
「プラグイン」→「新規追加」から「BackWPup」を検索してください。
検索してBackWPupが出てきたら、「インストール」→「有効化」を行ってください。
※もし上図のようなプラグインが出ない時はスペルが間違っていないか、小文字小文字が間違っていないかを確認してください。
念のために公式ホームページを載せておきます。
手順②:BackWPupの設定
BackWPupの「新規ジョブを追加」を選択してください。
ここでは、5つの設定があります。
- 一般
- スケジュール
- DBバックアップ
- ファイル
- プラグイン
設定をするのは、「一般」と「スケジュール」だけです。
一般設定
一般を選択して、以下のように設定をしていってください。
- ジョブの名前・・・名前を入力
- このジョブは...・・・「データベースのバックアップ」と「ファイルにバックアップ」と「インストール済みプラグイン一覧」にチェック
- アーカイブ形式・・・「ZIPファイル」にチェック
- バックアップファイルの保存方法・・・「フォルダへバックアップ」にチェック
- エラー・・・「ジョブの実行中にエラーが発生した場合にのみログをメールで送信」にチェック
入力が完了したら「変更を保存」をクリック。
スケジュール設定
スケジュールを選択して、以下のように設定をしてください。
- ジョブの開始方法・・・WordPress の cronにチェック
- スケジューラーの種類・・・基本にチェック
- スケジューラー・・・毎週日曜日の午前5時に設定をしてチェック
スケジューラーに関しては、デフォルトの午前3時だと同じ時間帯に登録している人が多くエラーの原因となってしまうため、時間をずらすために午前5時にしています。
設定が完了したら、「変更を保存」をクリック。
これでBackWPupの設定を終わります。
設定が完了をしてから毎週決められたときにバックアップをするので、問題なくバックアップがされているのか今後も確認していきましょう。
手順③:手動バックアップ
手動バックアップとは、バックアップしたいとき自分で行うことを言います。
手動バックアップする時の具体例
- HTML,CSSコードに触る前
- カスタマイズの前
- WordPressのアップデート前
手動でバックアップする場面はたくさんあるので、今のうちに覚えておきましょう。
BackWPupから「ジョブ」をクリック。
先ほど作成したジョブがあるので、「今すぐ実行」をクリック。
WordPressのデータベースとファイルのバックアップが開始されます。

バックアップ中

バックアップ完了
これでバックアップが完了となります。
バックアップされたデータはダウンロード可能となりますが、データ復元をする機会が無い限りは触らないでしょう。

WordPressが使えなくなった時のBackWPupによるデータ復元方法
WordPressが使えなくなった時は、BackWPupでバックアップしておいたデータを使って復元します。
復元手順は、以下の通り。
- バックアップデータをダウンロード
- WordPressのファイルをサーバーに上書きしてアップロード
- SQLファイルを上書きアップロード
- WordPressの動作確認
順に解説をします。
復元方法①:バックアップデータをダウンロード
BackWPupから「バックアップ」をクリックして、バックアップしてあるデータをダウンロードしてください。
ダウンロードが完了したら、ZIPファイルを展開してください。

- Windows・・・右クリックで「すべてを展開」を選択
- Mac・・・ダブルクリックで展開

これで準備は完了です。
復元方法②:Wordpressのファイルをサーバーに上書きしてアップロード
まずはレンタルサーバーにログインをしてください。
サーバーにログインをしたら、サイト管理から「復元したいドメインの選択」→「ファイルマネージャー」を選択してください。
ファイルマネージャーを開いたら、復元したいサイトを選択します。
「〇〇〇@localhost」→「public_html」→「復元したいドメイン」を選択してください。
先ほど展開したファイルをドラッグ&ドロップしていきます。
展開したファイルを開いてください。
※ZIPファイルのままだとアップロードが出来ないので、展開をしてください。

展開したファイル
アップロードをする時は以下の4つは、アップロードしないでください。
- backwpup_readme
- ○○○○.sql
- manifest.json
- 〇〇〇〇.pluginlist.〇〇〇〇-〇〇-○○
上記の4つをアップロードしたとしても大きな問題を起こすわけではありませんが、アップロードしないほうが賢明です。
アップロードをすると以下のように「アイテムは既に存在します」と出ますが、「はい」をクリックして上書きをしてください。

「はい」をクリック
アップロードをしなかった4つのデータのうち、「○○○○.sqlファイル」は後で使います。
復元方法③:SQLファイルを上書きアップロード
レンタルサーバーのサイト管理から「復元したいドメインを選択」→「データベース」→「ユーザー」を選択して「.phpMyAdmin」をクリックしてください。
上図4番でどのユーザーを選ぶの?と疑問になると思うので、先ほど展開したファイルの中の「wp-config」を開くと「ユーザーID」と「パスワード」が載っています。
4番では、このファイルに書かれているユーザーIDを選択してください。
「.phpMyAdmin」を開いたら以下のようなログイン画面が出るので、wp-configに書かれている「ユーザーID」と「パスワード」を入力してください。

.phpMyAdminのログイン画面
ログインが出来たら、「インポート」→「SQLファイルアップロード」→「実行」をクリックしてください。

.phpMyAdminの設定
実行をクリックしてSQLファイルが上書きアップロードされたら完了です。
復元方法④:Wordpressの動作確認
最後にWordpressが元に戻ったかログインをしてみましょう。
最後にWordpressが動かなくなったり、不具合が起きた原因を探して対策を打っておくと後が楽ですよ。

まとめ:BackWPupを導入して定期的なバックアップを!
今回は、「BackWPupの設定とデータ復元方法」について解説をしました。
BackWPupの設定
データ復元方法
BackWPupの導入と設定までは簡単ですが、データ復元方法が少し面倒ですよね。
BackWPupはもしものためのプラグインですので、知っておけば防げることが良くあります。
WordPressを正しく使ってをして、安心なブログライフを送ってください。
最低限入れるべきプラグインを導入していなかったら、こちらのWordPressで最低限入れておくべきプラグイン5選で解説をしているので参考にしてください。